お城でもないのに、石垣が見えてきた。この辺りでは１番の高台である。そこにいくつかの石の丸いベンチ様のものがあった。三基くらいあったのだが、ベンチ代わりにして食事をしていらっしゃったので、撮影は遠慮した。よって残りの一基を撮影することができたのである。なかなかおしゃれな造りだなと思っていたらとんでもない。これはれっきとした戦争遺構であった。敵機を撃ち落す高射砲が乗っていた台なのである。この高台の下には歩道があり、上に乗ることを億劫な人には見つけられないものであろう。ちなみにゆきたんくは高所恐怖症でありながら、この時は偶然に登ったのでした。